14'1 警視庁 無理やりキス、警視停職

管理人一言コメント・警視だから、今では何でもやります!

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 知人女性に無理やりキスしたなどとして、警視庁は25日までに、元光が丘署生活安全課長の警視、沢村秀行被告(50)=強制わいせつ罪で起訴=を停職3カ月の懲戒処分とした。沢村被告は24日付で辞職した。

 警視庁によると、沢村被告は昨年11月19日夜、東京都内の駅構内で知人女性に抱きつき、無理やりキスしたとされる。同被告は数人で酒を飲んだ後、知人女性と一緒に電車で帰宅する途中だったという。


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★身内の不祥事だから? 被告人質問ユルユルの警察官ハレンチ事件

 フリーライターの北尾トロ氏が、強制わいせつ事件の公判を傍聴。結審までたったの40分、という異例な事件から私たちが学ぶべきこととは…?

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 強制わいせつ事件の初公判。法廷前の廊下に見慣れぬ顔ぶれが揃っていた。たぶん警察関係者だろう。この事件は被告も被害者も警官なのだ。同僚の応援? まさかね。被告がヤケになって下手なことを口走らないようプレッシャーを与えるためだろう。

 事件はたいへんショボい。50歳にもなる警視が、飲み会で一緒だった部下の女性巡査に、冷酒4合の勢いを借りて言い寄ったのだ。被告は巡査に前々から好意を寄せていたらしい。同僚と別れて帰りの電車内でたまたまふたりになったとき、抑えていた欲望がむっくり起き上がった。

 車内で頬に手を触れたりして反応をうかがい、乗換駅の西日暮里で、巡査の荷物を持って降りてしまうのだ。返してほしけりゃ僕についておいでよ子猫ちゃん……、気になる同級生の女子をからかう小学生かよ。

 こんなことをされたら、次の駅まで行くつもりだった巡査も途中下車して被告の後を追うよなあ。が、すでに被告は警官から恋に狂う男に変身していた。乗り換えてもついてくるようなら脈あり。なぜかそう考え、地下鉄で北千住まで行くのである。

 酔っぱらいの悪ふざけ。巡査はそう思うしかなかった。なぜなら彼女には恋人がおり、被告は家庭持ちの上司に過ぎない。しかも、ふたりが所属していたのは生活安全課の少年事件・防犯関係。被告は今回のような事件を取り締まる立場である。そんな上司に、まさか自分が狙われるとは思わないよなあ。子どもじみた真似にムカつきながら仕方なくついていった。

 ところが、被告は巡査がついてきたことで「OK出た」と早合点。自分の勘が正しいのかそうでないのか確かめることもせず勝負に出る。北千住駅構内の通路で、巡査の髪を掴み、あごを押し上げて強引にキス。さらにホーム上でも、公衆の面前で嫌がる相手を抱きしめ、キスをしたのだ。抑えが全然利かない暴走状態。この模様は防犯カメラに映り、動かぬ証拠となっている。

 被告は罪を認め、停職3カ月の懲戒処分中に自ら辞職。男らしくけじめをつけたと捉えることもできる。でも、そうではないところがこの事件に奥行きを与えているのだ。

 警官だって恋をする。妻子がいたとしても誰かを好きになることはあるだろう。人の気持ちは止められないし、警官だってそれくらいの自由はある。

「(自分は)あってはならないことをしました」

 反省だってしている。受け取ってはもらえなかったが、被害弁償として200万円提示もした。

 強制わいせつとは言うものの、被告は胸や尻を触ったり、性器露出をしたのではない。告白もなく駅構内で犯行に及んだ警官らしからぬマヌケさからは、それまで自分の気持ちを表現できなかった被告の熱い思いが感じられなくもない。

 抵抗されたが、その場では騒ぎにならなかった。つぎは唇を奪うだけじゃ済まないよ子猫ちゃん(くどい)。まさか職を辞すことになるとは想像しなかっただろう。

 巡査が被告を許す気になれなかったのはなぜか? 決定的だったのは、事件当日よりも翌日なのだ。被告は巡査に対し、何事もなかったかのような態度で接したのである。

 忘れているのか?

 いや、忘れたふりだ。酔って覚えていないことを暗に示そうとしている。まさか騒ぎ立てる気じゃないよなと、無言の圧力をかけているのだ。キスで済んだんだし、大目に見ろよ……。

 相手を甘く見た態度が巡査の怒りに火をつけた。この事件の罪状は強制わいせつだが、訴え出た動機としてはパワハラの部分が大きいのだ。供述調書には巡査のことばが残されている。

「課長(被告のこと)はチカン事件の時には捕まえるチームのトップです。ストーカー事件の被害者たちには、泣き寝入りするなと言ってきた人です」

 その人が、自分にチカンのような行為をし、謝りもせず平然としているのを見て、巡査は心を決めた。

「いま訴えないと(私は)今後警察官としてやっていけないと思いました」

 部下が上司を告発。しかも強制わいせつの犯人として。警察という特殊な組織で、よくぞやってくれた!

 しかし、巡査の行動に感激するぼくをよそに、裁判は淡々と進むのだった。証人として出廷した被告の妻は夫婦のコミュニケーション不足を反省し、これからは夫を支えていきたいと型通りのことを言い、検察からのツッコミはなし。

 被告人質問もユルユルだ。弁護人は、全国紙で実名報道されたことや退職手当の一部または全額が支払われない可能性を示唆してあっさり終了。検察も事件の概略をなぞるだけで、通常の事件で見られるような、被害者の立場から責め立てるシーンなどなく、ハレンチという単語を使ったのが目立ったくらいだった。身内の不祥事だけに、一刻も早く終わらせたいのだろう。

 求刑は2年で、裁判長からの追加質問もゼロ。執行猶予付き判決がミエミエだとしても、証人ありで結審まで40分しかかからないのは意図的に短くしたとしか思えない。

 それでいいんだろうか。事件の本質は、被告が事をうやむやにできると考えた点にある。そのことは、日常的なパワハラの存在を意味しないだろうか。強制わいせつで起訴して個人の責任で終わらせ、組織ごと注目されるパワハラ問題を抑え込む。邪推かもしれないけれど、うまいこと逃げられた感じがするなあ。

 ぼくたちはこの事件を記憶にとどめるべきだ。泣き寝入りはいけないということ。まっすぐな気持ちを忘れたら自分が自分でいられなくなること。

 そして、警察による不祥事の芽は摘み取られていないことも。

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